「元彼が怖いです。しつこい連絡があるし、どうすればいいですか?」という、あなた。
元彼が怖いと感じた時の対処法は4つあります。
元彼に未練はないことを伝える
元彼はあなたとの復縁できると思っていることがあります。
あなたにその気がないなら、しっかり元彼に未練はないこと、復縁はしないことを伝えましょう。
振ってしまった方は申し訳ないという思いがあり、元の恋人に優しくしてしまうことがあります。
あなたに復縁のつもりはなくても、メールやLINEにすぐ返信をしたりするだけで、「こんなにすぐ返事をくれるなんて、やっぱり彼女も別れたことを後悔しているのかも」と思ってしまうのです。
人は自分に都合よく考えてしまうことが多いものです。
特に元カノに未練のある男性は、気持ちを整理できないこともあります。
心理学の本には、次のように書かれています。
男が終わった恋を引きずっていることは確かです。けれども、それは女々しさというよりも、もっとああしてあげればよかった、と思う男性の大きさであり、やさしさであり、そして何よりも好きな女性を思っての後悔なのです。
『「男」についての100の質問』より引用 松本一起著 株式会社三笠書房
後悔するだけならよいのですが、復縁できるかもしれないと期待してしまうと、今度はこうしてあげよう、こんなこともしてあげようなどと思い描いてしまうのです。
元彼の方はすぐにでも復縁して、元カノをもっと幸せにしてあげようと思っているのに、彼女が自分の希望通りの行動をしてくれないため、イライラしたり、しつこく連絡をしてしまったりするのです。
それがエスカレートすると乱暴な言動などにつながってしまうこともあるでしょう。
元彼にあなたの気持ちを伝えるときは、冷静に、誠実に、しかしはっきりと自分に未練はないこと、復縁はないこと、を伝えましょう。
また、もし直接会うなら誰かあなたが信頼のおける人に一緒に行ってもらうことです。
同席すると元彼が素直になれないかもしれないので、元彼に気付かれない場所にいてあなたを見守ってもらいましょう。
SNSなどの返信は減らし連絡を取らないようにする
メールやLINEなど元彼からの連絡には必要最低限にするか、もしくは一切返信をしないことです。
あなたが返信をするたびに、元彼は連絡をすればあなたと話ができる、あなたとつながっていられると思ってしまうのです。
特に元彼の言動があなたに恐怖を与えるようなら、返信をする必要はありません。
あなたの気持ちは元彼にはもうない、ということを態度で示すことも必要です。
気になるようであれば、あなたが恐怖を感じていることを理由にしてはっきりと今後は連絡を取らないことを宣言しておきましょう。
「あなたからのメールは怖い、楽しい会話ができない、そんなあなた(元彼)とは話せない」と伝えておくのです。
元彼が自分のしている行為が彼女をどれだけ怖がらせているか、理解していない場合もあります。
言動がエスカレートしていったり、ストーカーまがいのことをしていたりするようになったりすれば、さらに怖い思いをするでしょう。
「警察に言いますよ」など脅すようなことを言えば、元彼が逆上してしまうこともあります。
慎重に、元彼がしている行為がどれだけ危険で深刻なことか、伝えられるとよいでしょう。
携帯電話の番号を変える
元彼がしつこく連絡してくることが怖い場合、そのまま無視したり放置し続けるのは危険です。
今すぐ、携帯の電話番号を変えましょう。
もし電話番号を変えても、「元彼が、しつこく会いに来たりする」場合は、ストーカー被害を未然に防ぐために警察の相談窓口に相談しましょう。
あなたが拒否しているのに何度も電話をかけてきたり、LINE・メールを送って来ることは、立派なストーカー行為です。
あなたは、「まさか元彼がストーカーになるなんて?」と思うかもしれません。
しかし、今はネットでどのような情報も簡単に手に入る時代で、一歩間違えばあなたや周りを巻き込み、大きな問題となる可能性もあります。
まだ事態が深刻になる前に対策して、元彼の行動をエスカレートさせないように警察に相談しましょう。
警察または相談窓口に相談する
暴言だけでも怖い思いをしますが、もっとひどいことを言われたり、ネットで個人情報を流すなど脅すようなことを言われたり、また待ち伏せされたりするようであれば、早急に先生や最寄りの警察署、相談窓口に連絡をしましょう。
「元彼に限って犯罪などをしない」「警察などに相談して大事になったら元彼がかわいそう」などと考えていると、その間に元彼の行動がエスカレートしてしまうことがあります。
本人は犯罪になるなどと思っていないでしょう。
自分自身でさえ、ストーカー行為をしている、元カノを脅しているという自覚がないこともあります。
警察に相談すると、元彼に警告をしてくれたり、元彼に対してどのような対応をするのがよいかアドバイスをしてくれたりすることもあります。
警察のほかにも、ストーカーなど怖い思いをしている女性の相談にのってくれる機関があります。
自治体の女性相談支援センターや法務省の女性の人権ホットラインなどもあるので、早めに相談をすることをおすすめします。
相談をする場合は、具体的にどのような行為をされているか、何に恐怖を感じているかなどをきちんと説明できるようにしておきましょう。
あなたが感情的になってしまうと、元彼を刺激することになってしまいます。
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元彼がストーカーになった時の対策6つ
元彼がストーカーになったときの対策は6つあります。
① 周りの友人や親類に相談し、対策の協力を依頼する
周りの友人に相談して、元彼がストーカーになってしまったことを相談しましょう。きっと、親身に聞いてくれますし、対策の協力もしてくれます。
② 電話番号を変え、SNSやブログなどでの投稿を避け、スマホのGPSなどはOFFにする
あなたの個人情報や居場所などをネットに出すことは、とても危険です。出さないようにしましょう。
③ 防犯ブザーや、催眠スプレーなどで身を守る
あなた自身の身を守るために、防犯ブザーや催涙スプレーなどの防犯グッズを用意しておきましょう。
④ 一人で行動しないで、信頼できる人に一緒にいてもらう
また、一人で夜道を歩く事は避けましょう。できるだけ信頼できる第三者と一緒にいてもらうことです。
⑤ 引っ越す、避難する
元彼に住所を知られている場合は、引っ越すか知り合いの家に避難するのも対策の一つです。
⑥ 元彼を説得するより、警察に相談する
「元彼を説得するのは、不可能」と考えた方が良いです。むやみに元彼と連絡して説得しようとするのは、対策としては逆効果の可能性があります。
元彼は、あなたの気持ちが「すでに無い」事実を、受け入れることができないから、ストーカーになってしまいます。
そして、ストーカー化した元彼は「○○(あなた)は、愛してくれる。○○には、自分が必要」と、強く思い込んでいます。
ですので、「元彼を説得する」よりも、早急に警察(もしくは他の相談窓口)に相談しましょう。
まとめ
元彼から被害を受けてしまう女性は少なくありません。
一方的に元彼が悪いとは言えないかもしれませんが、体力的にも女性は立場が弱く、精神的に恐怖を感じやすいものです。
彼氏の言動や行動がエスカレートする前に、元彼があなたの言葉に聞く耳を持っているなら、あなたの気持ちをはっきり言葉で伝えることです。
その言葉で元彼がきちんと気持ちの整理をつけられ、前に進むことができればそれに越したことはありません。
しかし、本人が元カノに恐怖を感じさせている、もしくはストーカーをしているということに気づいていない、最悪、犯罪を起こしてしまってから気づくというケースもあります。
元彼が怖いと思ったら、早めに親、先生、警察などサポートをしてくれるところに相談をしましょう。
あなたの悩みと疑問が解決し、笑顔になれる幸せな恋愛ができますように。
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