「失恋して、とても苦しいです。助けて欲しい」という、あなた。
あなたの辛く苦しい気持ちは、本当によくわかります。(実際、管理人(男)も同じ経験をしています)
失恋すると、とても苦しいですし「誰かに助けて欲しい」気持ちになりますよね。
あなたが苦しい気持ちになる原因は、失恋を受け入れられず認めたくない気持ちや、あなた自身の我や欲望の気持ちに執着していたり依存しているからです。
そして、それらの気持ちがとても強いことが原因です。
ですので、その思いや執着する気持ちを手放すことで、苦しい気持ちから開放されて心が楽になっていきます。
具体的に失恋の苦しい気持ちから解放されるためには、次の5つが必要です。
① 失恋した現実を認めて受け入れる
② 執着心を手放す行動をする(元恋人との思い出の品等を捨てる・冷静に自分を見る・他の何かに集中する)
③ 「人に話を聞いてもらうことで一時は楽になっても最終的に苦しい気持ちを助けられるのは自分だけ」という事実を知る
④ 失恋を相手の責任にしないで「自分の責任」と考える
⑤ 次の恋愛等に踏み出す決意をする
この5つを、ゆっくりでいいので実践してみて下さい。
そうすることで、きっとあなたは苦しさから解放されて「あの失恋は、すごく良い経験だったんだ」と思えるようになれます。
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目次
失恋した現実を認めて受け入れる
失恋した現実を認めて、今の自分の状況を受け入れてください。
失恋した相手は、もう戻ってこない。
そう認めるのは、とても辛く勇気のいることです。
しかし、まずは失恋の事実を認めない限り前には進めません。
本にも次のように書かれています。
苦から抜け出すための第一歩は、苦の現実を受け入れることである。それも頭の中の概念や信条としてではなく、自分の人生を左右する厳然たる事実として受け入れることである。苦の現実を受け入れ、苦の正体を見抜き、なぜ苦に悩まされるのかを知れば、もう車に運転されることはなくなり、自分が車を運転できるようになるだろう。自己の本質をあるがまま直接体験したならば、かならず苦から抜け出す道を歩き始めることができるにちがいない。
「ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門 豊かな人生の技法」より引用 ウィリアム・ハート著 春秋社
ただ、急に認めるのは難しいことですよね。
それならば、ゆっくり認めていくために、少しずつ思考を変える努力をしてみませんか?
「失恋した相手は戻ってこない」だけど、戻ってこないからこそ出来ることはありませんか?
現実を認めることで、一歩ずつ前へ進んでいけるのです。
また、「現実を受け入れる選択肢しか残されていない」と覚悟を決めて思う方が、気持ち的に楽になります。
きっとあなたは、「失恋した現実を認められない。受け入れられない」と強く思っているはずです。
そのように思う理由は、「離れるのは嫌だ」、「怖い」、「一人になるのは耐えられない」といった現実への否定的な感情や願望があるからです。
ですので、本当は「認められない」のではなく「認めたくない」のです。
「受け入れられない」のではなく、「現実を受け入れたくない」という否定的な思いなのです。
そのように思う理由は、あなた自身が失恋から目を背けて現実を受け入れることを拒絶しているからです。
そして、拒絶してしまう原因は、自分の思いに執着しているからです。
なぜなら、もしあなたに失恋相手への本当の愛があるなら、苦しい気持ちよりも元恋人が自由に生きているだけで喜ばしい気持ちになるからです。
*関連記事:恋と愛の違いって?【体験談】
そのあなたの現在の思い(執着する気持ち)を手放すことで、苦しい気持ちから開放されて心が楽になっていきます。
執着心を手放すためには、あなたの心を元恋人や自分の欲から離すことが必要です。
きっと、あなたは「失恋したのだから結果的に離れてしまった」と思うかもしれません。
ですが、それは違います。
なぜなら、まだあなたの心は、彼(彼女)や自分の我欲から離れられていないのです。
だから苦しくなりますし、現実を認められないのです。
心は見えないため、あなたが望まなければ離れられません。
いつまでも心が離れなければ、執着心を手放すことはできないのです。
心を離すのは「相手を忘れる」という意味ではなく、文字通り「離す」ことです。
元恋人への思いや自分の我欲の気持ちを手放す行動をして意識的にも心を離しましょう。
きっと、あなたは自分でその気持ちはわかっているのです。
もちろん、嫌な出来事から逃げ出したくなること、自分の思いに執着する気持ちは誰にでもあります。
恋愛に限らず、みんなが共感できる気持ちです。
しかし、いつまでも現実から逃げ続ければ状況は変わるのでしょうか?
失恋を認めなければ、彼(彼女)は戻ってくるのでしょうか?
そうはならないことは、あなたが一番良くわかっているはずです。
たとえ相手からの一方的な別れであっても、散々話しあった上での別れであっても、もう変えようのない現実です。
どんな終わり方だったとしても、失恋したという事実は変わらないのです。
受け入れがたくても、彼(彼女)と同じ道を歩くことはもうありません。
あなたの思い描いていた未来とは違っても、失恋した現実を受け入て執着する心を手放さなければ、ずっとずっと苦しいままです。
もし、それでも認めたくない気持ちが強いのであれば、あなたの心のままに復縁に向かって思いっきり動きましょう。
「どうせ無理だ」などとは思わずに、諦めずに失恋相手に再アタックをしてみて下さい。
あなたが「やれるだけのことは、やった」と思えるまで、とことん動いてみて下さい。
その行動の後に、失恋を認めざるえないという現実が表れて現在の苦しさから解放されるキッカケになりえます。(実際に管理人(男)はそうでした)
そして、冷静に自分をみることができ穏やかな気持ちになれるかもしれません。
本にも次のように書かれています。
奇妙に思えるかもしれないが、心の痛みを引き起こすのは出来事そのものではなく、それに抵抗することなのだ。
心の痛みも人生の一部だ。痛みを受け入れよう。痛みに抵抗せず、何度も思い出さずにいれば、徐々に消えていく。
心の持ち方 完全版より引用 ジェリー・ミンチントン著 弓場隆訳 ディスカバー携書
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執着心を手放す行動をする(元恋人との思い出の品等を捨てる・冷静に自分を見る・他の何かに集中する)
元恋人に執着する心を離すためにあなたができる行動は、思い切って元恋人との思い出の品や写真等を全て捨てることです。
勇気がいることですが、心を離す覚悟が決まります。
実際に管理人の場合も、元彼女とのペアリングを田んぼに捨てたことや二人の写真をゴミ箱に捨てることで覚悟が決まり、とても晴れやかな気持ちになれたことを覚えています。
そして、元恋人の思い出の品を捨てた後、心を離すために自分自身を冷静に客観的に見てみることも効果的です。
外から自分を見つめるようなイメージです。
そのために、目をつぶって自分の呼吸だけを観察する瞑想をしてみることもおススメです。
目を閉じて呼吸を見つめることをしても、いろいろな自分の思いが湧いてくるはずです。
しかし、そのままかまわず呼吸を観察していきます。
毎日、何度も繰り返すうちに、冷静に自分を見つめることができ、心を離すことができるようになれるはずです。
瞑想するためには、次の動画がおススメです。
自分を冷静に見れるようになれたら、元彼(元彼女)を思い出す時間を、他の何かに集中するなどして少しずつ意識をして減らしていきましょう。
あえて意識して行動することで、彼(彼女)を思い出さないようにするのです。
※「どんな行動をしたらいいかわからない」という場合は、次の記事を参考にして下さい
⇒「彼氏と別れた後の過ごし方がわからない」あなたへ【体験談】
蘇った思い出を再び閉じ込める、いわば記憶に蓋をします。
彼(彼女)との思い出を振り返るのはまだ先の話、今は思い出すことをやめましょう。
思い出す頻度が減っていけば、相手への思いもいずれ薄れていくのです。
「時間が解決してくれる」とは、まさにこのこと。
失恋の苦しい思いから抜け出すためにも、まずはしっかりと意識して心を離しましょう。
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「人に話を聞いてもらうことで一時は楽になっても最終的に苦しい気持ちを助けられるのは自分だけ」という事実を知る
あなたの「失恋が苦しくてしょうがないから助けて欲しい」という気持ちは、本当によくわかります。
ですので、もしあなたが「辛い失恋の話を聞いて欲しい」気持ちの場合は、このサイトの「お問い合わせ」から、メッセージをして頂けたら管理人(男)があなたのお話を聞くことはできます。
または、失恋に悩んだ時の話を聞いてくれる有料サービスも世の中にはあります。
⇒ 恋愛についてのお悩み、承ります 片想い、複雑、失恋、ギャップ。何でもご相談ください。
ただ、あなたの気持ちを話すことや友人に話を聞いてもらうことで、きっとあなたは一時は楽になれます。
人に自分の気持ちを話すことで、何かの気付きもあるでしょう。
しかし、本当の意味ではあなたの気持ちは楽になりませんし執着心は消えません。
なぜなら、失恋相手のことを話すことは、逆にあなたの執着心に火をつけてしまって、あなたがさらに苦しくなってしまう可能性もあるからです。
実際、管理人はそうでした。
友人に失恋話をすることで、一時は楽になりました。
しかし、失恋相手の話をすることで、さらに元恋人に執着する気持ちが強くなりました。
最終的に、自分自身が元カノへの執着心を無くして楽な気持ちになることができたのは、「もう元彼女に対してやれることはやった。切り替えるしかない。元彼女のモノは全て捨てよう」と自分で決めた後でした。
ですので、あなたの現在の苦しい状況は、最終的にはあなた自身で乗り越える以外にありません。
自分の苦しい気持ちや状況を助けられるのは、最終的にはあなた自身しかいないのです。
他人はあなたの話を聞いて助けるキッカケにはなれても、本当の意味で、あなたの苦しさを救うことはできません。
なぜなら、失恋の苦しさの本当の原因はあなたの心の問題で、その心をコントロールをするのは、あなた自身以外にいないからです。
本にも次のように書かれています。
人生で遭遇するものは、すべて自分の行為の結果である。だから、自分の行為を支配できれば自分の運命を支配できるということになる。苦に出会うのは、苦をもたらすような行為をした自分に責任がある。自分の行為、自分の行動のなかに苦を止める鍵があるのだ。ブッタは言う。
あなたがあなたの主人公であり、あなたがあなたの未来をつくる。
「ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門 豊かな人生の技法」より引用 ウィリアム・ハート著 春秋社
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失恋を相手の責任にしないで「自分の責任」と考える
失恋の苦しさから解放されて次の恋愛に進むためには、失恋したことを相手のせいにしないことです。
失恋を相手の責任にしてしまうと、その失恋から学ぶことができなくなります。
相手が悪いのではなく、「振られた側に何か至らないところがあった」のです。
もし、「自分に悪い部分が思い当たるところが無かった」としても、恋人相手を選び付き合うことに同意したのは、あなた自身です。
例えば、あなたが付き合っていた人に「浮気をされて失恋した」とします。
「浮気をするなんて最低だ」と、相手を責めるのはカンタンです。
しかし、失恋したことを相手の責任にする考えだと、次に付き合う人も同じような人を選んでしまうかもしれません。
その理由は、失恋を教訓にしづらくなるからです。
ですので、例えば次のように冷静に考えみて、次の恋愛に失恋を活かしていきましょう。
「なぜ失恋したのか?なぜ、相手は別れを選んだのか?その理由は、どこにあったのか?」
あなたの、どのような部分が相手に別れを決断させたのか?を冷静に考えてみてください。
必ずあります。
例えば、彼氏(彼女)は「結婚を考えたい」のに、あなたが真剣に考えなかった。
彼氏が求めていることと、あなた自身が求めることが違っていたかもしれません。
失恋し相手と連絡が取れないと、別れを決断した理由を聞くことは難しいこともあります。
ですので、自分自身で振り返ってみて下さい。
振り返るためには、友人等に話を聞いてもらうのも良い方法です。
新しい気付きがある場合もあるからです。
もしかしたら元彼(元カノ)の求めることは、あなたが頑張っても「答えられない」ことかもしれません。
それはそれで仕方ないのです。
お互いの求めることが違うからです。
しかし、失恋の理由をあなた自身が振り返ることで、次の恋愛に活かすことはできます。
失恋の理由を知れて、自分自身の至らない部分も理解できたら、「次に付き合う人は、どんな人が良いのか?」を知りましょう。
例えば、「好きだったけど性格が合わない人と付き合っていた」のなら、どのような人が、あなたの性格に合うでしょうか?
*関連記事:「なぜ?振られたの?」と悩むあなたへ。理由5つ
次の恋愛等に踏み出す決意をする
元恋人への執着の気持ちを手放した後に、次の恋愛などに踏み出す決意をして下さい。
その決意とは、「もう元恋人のことは振り返らないで、次に進む道を決める」ということです。
きっとあなたは「今はまだ癒えていない失恋の傷によって、先のことなど考えられない」かもしれません。
むしろ「もう恋愛なんてしない・できない」と思っているでしょう。
もちろん、好きな人を作ること恋をすることを無理にする必要はありません。
ですので、他の何かあなたにとって有意義な時間を使えることなどに目を向けてみて下さい。
そして、いつか他の誰かに惹かれはじめた時に、恐れずに踏み出してほしいのです。
失恋した、この恋はもう過去のもの。
傷付いたことや悲しかったこと、苦しかったことが頭の中を巡っても、何が起こるかわからない未来に絶望することなどありません。
これからの未来を作り出すのは、今現在のあなたです。
あなたに決意があれば、今現在と未来はどうにだって変えられます。
恋する気持ちにブレーキをかけず、あなた自身の未来を歩いて行きましょう。
*関連記事:「彼氏と別れた後の過ごし方がわからない」あなたへ【体験談】
*関連記事:長年付き合って別れてから次の恋はできるの?【体験談】
失恋が苦しかった男性の体験談
実際に、管理人(男)もあなたと同じように失恋が苦しくて仕方なかった時がありました。
元彼女への依存と欲望や、目標への執着の気持ちが叶わないこと認められないことが自分を苦しくしていました。
「彼女との付き合いに時間とお金を沢山かけた。彼女との目標がある。なのに離れるなんて考えられない」、「自分の欲望を捨てるのは嫌だ」という自分の気持ちが自分を苦しくさせていたのです。
そして、苦しさや自分の執着の気持ち、失恋を認めたくない気持ちで元彼女との復縁を考えて動きまくりました。
顔も見たことのない元彼女の女友達とも話したりもしました。
しかし、復縁は叶わずに、どうにもならなかったある夜、「なぜ、こんなことになったのか?」原因を冷静になって考えました。
外から自分を見るイメージでした。
そして、なぜ自分は彼女を選んだのか?なぜ苦しいのか?と自分に問いかけていきました。
そして、相手を思う気持ちではなく「自分だけの気持ちだった」ことや、「今起きていることは自分が全て蒔いた種だったのだ」という現実を知りました。
そして、原因を知り現実を受け入れ始めた時に、「では次はどうすれば良いのだろうか?」と考えることができるようになりました。
今、当時を思っても、その執着や依存の気持ちは自分だけのエゴであり、本当の意味での好きや愛の気持ちではないことがよくわかります。
また、失恋の現実を受け入れて元彼女の物などをすべて捨てた後、「もう次に進もう」と決めることができました。
実際に、次に進むと決めた後に自分なりの目標を作って日々を充実させるように動きまくった後に次の恋人となる女性と出会うこともできたのです。
そして、この苦しい恋愛の体験は、とても多くの学びがありましたし、とても感謝しています。
まとめ
あなたが失恋でとても苦しいのは、本当に本当に好きで仕方ない人だったはずです。
しっかりとあなた自身が自分と向き合ってから、次の行動を始めても遅くはありません。
きっと、後に「失恋して良かった。楽しい恋で学べて得れることがあった」と思えます。
*関連記事:「失恋し振られた後、どうしたら良い?」を、まとめて解説
*関連記事:「失恋して食べれないし痩せた」あなたへ。対処法4つ【体験談】
あなたの悩みが解決し、笑顔でハッピーになれる恋愛ができますように。幸運を祈っています。
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