「なぜ自分から恋人を振ったのに辛い気持ちになるのでしょうか?理由を知りたいです」という、あなた。
自分から振ったのに辛い気持ちになる理由は、次の5つが考えられます。
目次
嫌いになって別れたわけではないから
振ったのに辛くなる理由のひとつは、振った相手を嫌いになって別れた訳ではないケースがあるからです。
別れた恋人を人として好きだけど別れることが必要で、「二人の関係を継続できない」と判断した時、振ったのに辛い気持ちになります。
逆に嫌いになって別れていたら、辛い気持ちにはならずにスッキリした気持ちになります。
*関連記事:「嫌いになったわけじゃない」と言う男性心理。5つの気持ちとは?【体験談】
別れの後悔がある
自分から振ったのに辛い気持ちになる理由は、恋人との別れを後悔してしまう時です。
例えば、恋人が浮気をしたとか、自分に好きな人ができた、などといった別れの理由もないのに恋人を振った場合、喪失感や罪悪感によって気持ちに迷いが生じてしまうこともあります。
しかし、振るという決断をしたのは、理由があるはずです。
二人が幸せであれば、別れを考える必要はありません。
そのまま一緒にいても幸せになれないということがわかったから、辛い選択をしたはずです。
別れを選択したのは、幸せではない理由があったから、ということを思い出してみましょう。
なぜ別れることにしたのかを客観的に考えてみましょう。
*関連記事:振ったけど後悔するのは「好き」だから?復縁はできる?体験談
「復縁したい気持ち」と「寂しさの気持ち」の心の葛藤がある
振ったのに辛くなる理由は、別れた後に寂しい気持ちになり「まだ好きなのかな?復縁した方がいいのかな?」という心と頭で葛藤する気持ちがあるからです。
ただ、その葛藤は元彼(元カノ)を好きな気持ちとは別かもしれません。
あなたの〝一人になった寂しさを埋めたい〟という気持ちや、〝前に進めていない〟ことが原因の可能性もあります。
もし、あなたが元彼(元彼女)を本当に好きなら、悩まずに復縁に向けて行動しているはずです。
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「元恋人と会えない」という喪失感があるから辛い
自分から振ったとしても、今まで一緒にいて付き合っていた人と会えなくなるのは寂しく、辛いものです。
その喪失感が辛い気持ちに拍車をかけます。
恋人とのたくさんの思い出を思い返すたびに、寂しくなってしまうもの。
休日はいつもこのカフェで待ち合わせだった、夜はいつもこの時間に電話が来ていた、仕事の悩みをいつも優しく聞いてくれた……など、さまざまなことを思い出すと、寂しくなってしまうのです。
そして、「突然恋人がいなくなって、どのように過ごしてイイかわからない」という気持ちが寂しく辛い気持ちに拍車をかけます。
*関連記事:「彼氏と別れた後の過ごし方がわからない」あなたへ【体験談】
振られた相手の辛さを思ってしまうから
振る方も辛いものですが、やはり振られる方はもっと辛いものですね。
振られた相手の辛い気持ちを自分も理解しているので、辛い気持ちになります。
例えば、あなたが過去に振られたことや辛い失恋を経験していると相手の気持ちがよりわかるのです。
または、罪悪感の気持ちになってしまう場合もあります。
あなたが一方的に振った場合、その罪悪感はとても大きくなものになってしまうこともあるでしょう。
例えば、彼氏はあなたのことが大好きなのに、振ったあなたはもう彼を受け入れられないのだ、ということを認めなければなりません。
振られた彼にとっては言い訳もしたい、考え直してほしいと言いたい、などあらゆる気持ちが生じるはずです。
それなのに、あなたの言葉を聞き入れ、別れを決断してくれた彼。
今はとても苦しい状態でいるに違いありません。
それを思ってしまうので、あなたの胸が痛んでしまうのです。
また、自分から振った側に自分が振られた経験があると、さらに振られた人の気持ちがよくわかります。
その気持ちを理解しているので、辛い気持ちになってしまいます。
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辛い気持ちを受け入れる
振ったのに辛い気持ちになるのは、おかしいことではありません。
振ったのに辛いときは、辛い気持ちを否定しないで受け入れてください。
振ったことが辛く悲しいのは当然ですし、それで良いのです。
自分自身の気持ちを認めてあげてください。
そうすることで、前に進みやすくなります。
後日、時間がたった後、もし元彼と街角で偶然バッタリあってしまっても、笑顔で普通に話せる日も来ます。
そして、心から「元彼が、幸せそうで良かった」と思えます。
*関連記事:元彼との失恋を忘れられない。どうしたら良い?5つの対処法【体験談】
辛い気持ちは時間が解決してくれる
「振ったのに辛い」という気持ちは、別れてから時間が経過するとともに無くなります。
仕事のこと、趣味、楽しいことなどを考えていれば、今を一生懸命過ごしていれば、いつか寂しさもなくなるものです。
そして、あなたが他の誰かと新しい恋愛が始まったとき、「彼と別れて本当に良かった」と思える日が来ます。
後ろを振り返らない
寂しくても、辛くても、それを乗り越えていきましょう。
楽しかった思い出ばかり追いかけていては、前に進めません。
自分が選んだことに自信を持ち、過ぎたことではなくこれからのことを考えましょう。
寂しくて苦しくて、振った相手に連絡をしたくなることもあるでしょう。
しかし、振られた方はがんばってあなたを忘れようとしているはずです。
そこにあなたが優しい声をかければ、復縁を期待するでしょう。
あなたは復縁できるのでしょうか?
復縁したとしても、何も変わらない限りまた別れを考えることになるかもしれません。
心理学の本には、次のように書かれています。
別れはふたりのうちどちらかが悪いというものでもなく、仕方がないことだ。ツラい経験ではあるが、前に進むための必要なステップとして受け止めよう。
『男女がうまくいく心理学辞典』より引用 齊藤 勇監修 朝日新聞出版
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自分から振ったのに辛かった女性の体験談
私(Y.M:女)も、彼との将来が見えず、別れを告げた相手がいました。
私より一まわりも年下だったこともあり、別れた方がお互いのためだと思ったのです。
好きな気持ちはまだありました。
彼とは二度と話すこともないだろうと思うと、寂しさで胸が痛くなりました。
彼からは「もう一度だけ会いたい」というメールが届くたびに、もう一度だけ会いたい気持ちにもなりました。
しかし、会ってしまうと元に戻ってしまうようで会えませんでした。
会えない寂しさよりも、また元に戻って感じる苦しさの方が辛いことはわかっていたので、彼からのメールには返事をしませんでした。
自分から振って復縁したことはありますか?体験談
自分から振った彼女との復縁は、管理人(男)の体験ではありません。
自分から振ったのに辛い気持ちになったことはありました。
その理由は、振った相手を嫌いになったわけではなく別れを選んだこと、人としてとても好きだったこと、相手に自分への気持ちがあることを知っていても別れる事、自分も恋人に振られた経験があるからその辛さを理解していることがあげられます。
*関連記事:振った側の気持ち。男性の本音と心理って?【体験談】
また「今頃どうしてるかな?」と、思い返すこともありましたし元カノに連絡したり復縁を考えたこともありました。
*関連記事:男性が元カノを思い出す8つの瞬間【体験談】
ただ、それ以上のことはありません。
その理由は、それなりの覚悟で別れているからです。
しかし、時間とともに日々前に進んでいたら、新しい出会いもあります。
いつまでも、元彼女の思い出を考えている暇がなくなります。
元カノより、新しい彼女とのことや自分自身の事があるからです。
まとめ
長く付き合った恋人だと別れた後に心の葛藤はあるものです。
自分から振ったとしても悲しく辛い気持ちになることは、おかしいことではありません。
今まで一緒にいた人がそばにいなくなるのは、とても寂しいことです。
それを選択するのは、勇気もいるし、大きな決断でしょう。
そのままではお互いが幸せになれないと考えた結果振ることになったのであれば、後悔をする必要はありません。
今は悲しくても、辛くても、時間が経てば元気になれます。
新しい出会いが待っているかもしれません。
もしかして、時間が過ぎお互いの環境が変わり、考え方が変わり、縁があれば、復縁をする可能性も全くないわけではないでしょう。
*関連記事:元カレとの連絡・復縁・忘れられない悩みにまとめて解説
しかし、今は、自分の決断を信じ、これからのことを考えましょう。
あなたが前向きに動きだすためには、今の気持ちを、自分自身で認めてあげてください。
「振ったのに辛くても、それでいいんだ」と思うことで、前に進む勇気が湧いてきます。
あなたの疑問と悩みが解決し、ハッピーで笑顔になれる恋愛ができますように。幸運を祈っています。
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